ハーフカット 2019.8.26

シールの部分だけをくり抜いて裁断することをハーフカットと言う。
下の台紙部分には刃がいかないように、表面のシールだけをくり抜く。

抜き型の刃の高さを0コンマ何ミリで調節する。
キレイにすっとくり抜くことができるとすごく気持ちがいい。

ただ長く同じ抜き型を使用していると、
抜き型自体が歪んだり、 機械自体も
刃を受け止める部分に年々も刃が当たっているわけなので
摩擦で削れや歪みが生じてしまう。

そんな時、重宝しているのが日めくりカレンダー。
日めくりカレンダーを、刃の受け止める側の方に下に
もぐりこませ、高さの調整を行う。
部分的にハーフカットが出来ていない部分の下にカレンダーを潜り込ませ
下から高さの調整を行う。

長年の職人いわくコピー用紙では厚い、日めくりカレンダーの薄さが程よい。
僕自身日めくりカレンダーしか使った事がないので比べられないが…


最大の謎は日めくりカレンダーをどこから入手しているのだろう?
実家で使っているわけでもないし、わざわざ買っているということも
ないかと。

僕がものごころついた時から、作業場には日めくりカレンダーが
無造作に置かれていた記憶がある。

どうでもいいけど、無ければないで困るので
毎回どこから入手してるのか
だんだん気になって来たので聞いてみよう。